2007-04-18

タイ現代美術展☆内覧会&レセプション/Thai contemporary art exhibition

Thai contemporary art exhibition will be hold at Museum of contemporary art Tokyo.
17th April, It had the preview and a reception. I was invited to it and participated.
I met many Thai artists and talked with them.

Thai contemporary art exhibition "Show Me Thai"
April 18th 2007 - May 20th 2007
Museum of contemporary art Tokyo
Artist : Thai 60 people, Japanese 11 people
Exhibition constitution : Wit Pimkanchanapong
Director : Apinan Poshyananda
Picasa web album My page

18日から、ついに「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」が始まります。

4月17日は、関係者を招いた内覧会&レセプションに参加してきました。
私はタイつながりの方から声を掛けていただき、裏技も力技(!)も使わずに参加することができました。Sさんありがとうございました。

時間まで待ってから会場に入ると、既にプレスツアーに参加した人たちでごった返していました。どうやらタイ人キュレーターによる展示解説をしているようでしたが、人が多すぎて聞くのはあきらめて展示を見ることにしました。


私が入った部屋は、インスタレーションや大型の作品のコーナーのようです。

最初に目に飛び込んでくるのは、超ハデハデのナゥインさん(Navin Rawanchaikul)の作品です。
Navinさん、回を追うごとに派手になってますね。テントの中ではNavinのBollywood映画を上映中。この作品は、バンコクの"Navin of Bollywood"のバージョンアップ版とのことですが、元々は福岡の「Navinじゃない?」から生まれた作品のようです。
ナウィン党の新聞を販売しているので、ゲットしたい方はお急ぎください。そして、ナウィン党友の会をhttp://www.navinparty.com/で募集しているそうですが、出来てないじゃないですか!Navinさーん。
プロダクションの皆は今回は誰も来ていないそうです。(メッセンジャーと話が違う??)Navinさんも直ぐに日本を離れるそうです。大忙しの合間にちょこっとだけお話できました。満足。
この日だけは、カレーとドリンクサービスをしていました。よく美術館がOK出しましたね!これからも、食べて見て参加してお話して、皆がHappyになれる作品お願いします。


さて、その隣ではこれまた皆でタイヌードルを頬張っています。パッタイ(タイ焼きそば)の作品で有名なリクリットさん(Rirkrit Tiravanija)の作品です。
こちらも今日だけ解禁だと思います。展覧会が始まったらどういう展示になるのか、それも気になるところです。
大人たちがハフハフいいながら、皆でカップラーメンをすすっている風景は結構笑えます。
Navinさんのカレーを食べ損なったので、こちらのラーメンをいただきました。フフ。サバイチャイです。毎日やって欲しいな。


窓際ではウィットさん(Wit Pimkanchanapong)のインスタレーションが行われています。
ウィットさんのペーパークラフトシリーズ、今回は女の子でした。多分、これは会期中も参加できるのではないでしょうか。
ここはタイのゴザにオリジナルの三角枕もあって、くつろぎゾーンにもなってます。贅沢を言ったら、ピナリーさんのオッパイクッションも欲しい…。クッションは映像のみでした。残念。
WitさんにPicasaの写真見ましたよ。と話しかけたら、え~なんで知ってるの?という感じでちょっとお話ししました。でも、気後れがしてあまりお話できませんでしたよ。一緒に写真とって貰えばよかったなぁ。


タイ人の参加アーティスト60名なので、アーティストがたくさんいらっしゃるのかと思っていたら全部でこれだけでした。このうち、日本人一人、学芸員一人、この日のパフォーマンスだけの方一人…。
アーティストさんは少なかったものの、たくさんの方とお話させていただきました。


一緒に行ったタイ人音楽家のadulさんはタイの一番の芸術大学シラパコーン出身なので、懐かしい先生や先輩に会えて大喜び。写真は、Adulさんと先輩のニパン・オラニウェートさん(Nipan Oranniwesna)です。

出品作家も直接の知り合いが多いので、裏話まで教えてもらいました。
チャーチャイ・プイピアさん(Chatchai Puipia)は、MOTの常設展示になっている実力者。彼も大学の先輩だそうです。彼は大学時代に失恋し、失意の中で作った作品が賞を取って有名になったんだそうです。細かいところはぼかしていますが…フフフ。

アート記念日で知り合った相田ちひろさんもご一緒したかったのですが、声を掛けた時には既にタイの展覧会場探しのためにタイに戻っていました。彼女はとってもアクティブ。
彼女がとても魅力的な作家さんという池田一さんとカモン・パオサワットさん(Kamol Phaosavasdi)にもお会いすることが出来ました。


レセプション会場では、タイの人間国宝タワン・ダッチャニーさん(Thawan Dachanee)のライブ・ペインティングが行われました。しかし!人垣で見えない…。トホホ。
ココナツ・カフェのチョムプーさんは最前列をキープしていたようです。うらやましい~。
筆で描かれた躍動感あふれる絵、すばらしいですね。


そして、worasak worayotさん(วรศักดิ์ วรยศ)のモーラムが披露されました。
モーラムを聞くのは初めてで、とても興味深かったです。後半は観客の手拍子も加わって気分が乗ってきたらしく、踊りながらのモーラムライブでした。
終わった後でworasakさんにモーラムはこの格好なの?と聞いたら、好きでしているだけだそうです。よく聞いたら、やぱりゲイだそうです(笑)。全然隠す素振りもないのがステキ。
歌を聴いていた子供が、「男?女?」っていうので、「きれいなカッコしているお兄さんだよ」って言ったら、「えっー??」となってて可笑しかった。

タイらしく賑やかなレセプションでした。
でも、本当は参加したい人が参加できればいいのにと思えてなりません。
モーラムのworasakさんは、この10分のためだけに来日したそうです。わざわざ田舎のコンケン(失礼!)からやってきたのに。たったあれだけの人の目にしか触れないなんて、もったいない。
それに、広報弱すぎです。ねずみ講式に、皆でブログやWEBや口コミで宣伝しましょう!
もっとたくさんの人に、観光で目にするのとは違う、タイのコンテンポラリー・アートについて知って欲しいです。


4 Comments:

チョムプー said...

リンクありがとうございました!いやーーー充実の記事ですね!私はタイアート
は全く知
らなかったのですが、こちらを見せていただくと、前からのつながりがよくわか
って、も
う1回見なければ(というかイベントの日にまた行くつもりです)~。と。でも新
聞とペー
パードール品切れになりそうです。あのヌードル、作品とは最初まったく気がつ
きません
でした。サービスかなと(笑)。

MAKO said...

> チョムプーさん
書き直していただいてすみませんでした。
私は素人の浅知恵なので、その道の方に見られたら、笑われるかもしれません。
リクリットさんの作品は、たまたま聞いて知っていたので分かったのですが、初めて接する人がどう思うか、ということは大切ですよね。

Anonymous said...

こんにちは。私は千葉でアートプロジェクトの運営をやっている学生です。実はNavinさんのプロジェクトに非常に興味をもち調査しているのですが、Navin氏の今年の今後の予定など曖昧でもかまいませんのでご存知でしたら返信をお願いしたいです。多分お忙しいとは思うのですが・・・。よろしくおねがいします。

MAKO said...

こんにちは。
千葉、アートプロジェクト、学生と言えば、アレですね。
navinさんの今年の予定は分かりませんが、お役に立てそうな情報はあります。直接メールをお送りいただけますでしょうか。メールについては、右側のプロフィールをご覧になってください。