2007-04-10

タイと日本のアートで国際交流 in 川口

川口市のmasuii R.D.R galleryで開催されている「アート記念日」にに行ってきました。

相田ちひろさんはタイ在住のアーティストです。
この展覧会の前に、チェンマイのバーンロムサイやスコータイなどで子供たちとワークショップを行いました。そこでは、日本の手ぬぐいをキャンパスにして日本の文字を書くというワークショップを行ったそうです。
ギャラリーには、その作品も展示されていました。

そして日本では、タイの布をからタイ文字を切り取るワークショップを行っています。
私が行った日は、卒業・卒園日に当たっていてワークショップはお休み。ワークショップ風景を見たかったので、残念。相田さんも今日はお休みでした。
その代わり、ギャラリーの増井真理子さんを独り占めして、お話を聞かせていただきました。というより、私の方がしゃべり過ぎてしました。スミマセン。

増井さんが相田さんの作品を気に入って声を掛け、相田さんも川口を気に入って関係が生まれたそうです。相田さんは川口と関係があった訳ではないそうですが、お二人で一緒に展覧会を見に行ったりして仲がいいようです。すてきな関係ですね。
増井さんはほんわかして、春の日差しが似合っている方でした。
この日は、寒かったんですけどねー(笑)

この企画、会ったこのない別の国の子供たち同士が、ワークショップで作った作品を通して交流するというところに興味を感じました。そして、外国人が多く住む川口の街を見つめなおすという所にも繋がっています。
私は見ることが出来ませんでしたが、サイトにワークショップの様子が載っています。
タイ語のできるおじいちゃんと絵を描くのが好きなおじいちゃんの交流の様子、子供を連れてきたお母さん、ワイワイと賑やかな声が聞こえてきそうな子供たちの様子、そこから生まれる新たなコミュニケーション。
地域社会の再認識や、社会問題の解決の糸口としてのアート・プロジェクトや、人々のコミュニケーションを促すアートなどは、ナウィンさんやコマンドNなどとも共通する部分です。
自分の興味のあることのつながりが見えてきて、面白いです。

相田さんの相方Hong君は、自分の仕事の傍ら、相田さんの制作のサポートをしているそうです。
子供たちと楽しそうにワークショップをしている映像も流れています。
タイ人男性にも、こんなすてきな人もいるんですね~。

21日(祝)には、トーク交流会が開催されます。
このところ、立て続けにチェンマイのアーティストに出会っている話をしたら、面白がってくれたみたいで、一言コメントでもいかがですかとお誘いされました。という訳で、素人のくせに図々しく出かけていきます。
ナウィンさんの魅力について1時間語り倒して来ます!…というのは冗談ですが。Super(M)artのハッピでも着ていきましょうか?(笑)

「アート記念日」
会場:masuii R.D.R gallery
日時:2007年3月2日-31日(休館日20日) 10:00-19:00

■ワークショップ:2007年3月2日~18日(終了しました)
■展覧会:2007年3月21日~31日
■トーク交流会:
日時: 2007年3月21日(祝) 15:00~ 無料
ゲスト:下山浩一氏(特定非営利団体 コミュニティアート・ふなばし 理事長)
※相田ちひろさんがつくる3種の「タイカレー」と増井真理子さんが作る「日本カレー」のおもてなし付き

トーク交流会の申し込みは、こちら。
(2007/03/19)