2009-02-25

横浜美術館「タイ嫁入り前の横浜花嫁修業プロジェクト」

横浜美術館
アーティスト・イン・ミュージアム横浜OFF SITE 2008成果発表展
相田ちひろ「タイ嫁入り前の横浜花嫁修業プロジェクト」
山本篤「THE SAME WORLD」

会期:2009年2月7日(土曜)から3月1日(日曜)まで 
会場:横浜美術館アートギャラリー1、2
料金:入場無料
AIMY+NAPブログ:
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/artgallery/01_AIM/blog/archives/off_site_2008_/index.html
相田ちひろブログ:
http://aimy08-chihiro.blogspot.com/


紹介しようと思っているうちに、あっという間に会期終了間近になってしまいました。アワワ。
私は、オープン初日に見学しました。

公募で選ばれたお二人は去年の夏に公開制作を行い、これはその成果展です。
相田さんの作品は、横浜在住のタイ人にインタビューに出かけ、その結果を元にタイで制作をしてきました。

その過程が相田さんのブログに載っています。長年、タイの生活に馴染んでいる相田さんならではの内容です。初めて知ることも多く、タイ好きの方は相田さんのブログをぜひ読んで見てくださいな。

インタビューでヒントを得た”香り”も、ちゃんと作品になっています。

のこぎりを使ったり、タイ料理を作ったり、初めてやることもあったけど、「嫁入りするんだから、初めてのことでも挑戦しなきゃダメ」と言われて、やり遂げたんだとか。目に見えるものは違っても、精神的なことは万国共通なのかと感じます。

展覧会最終日には、ワークショップ「pong pong chung party!」が開催されます。花嫁修業のカノンモンコンというお菓子を作って、結婚パーティー会場に変えてしまうのだそうです!
実はワタクシも、花嫁修行いたします。
相手はいなくても、修行だけならできるからね!ハハハ…。
申し込みは27日まで(ただし、定員に達したら締め切り)。

「空とコムローイ」


「空とコムローイ タイ、コンテップ村の子どもたち」
2008年/日本映画/90分
監督・撮影・編集:三浦淳子
渋谷ユーロスペースにて2月27日まで(3月7,8日追加上映)
http://www.tristellofilms.com/scom.html

タイのメーサイで、アカ族の女性や子どもたちの自立したくらしのために、イタリア人神父さんが作った村での暮らしや人々を7年間に渡って撮影した、ドキュメンタリー映画です。
撮影したのは、日本人女性。
タイの山岳民族のドキュメンタリーといえば、「デック 子ども達は海を見る」が記憶に新しいので、比較して見てしまいました。

母親がHIV感染をした子供の成長を見守る形で、7年間した映画です。
2歳の少女のあどけない仕草や、それを見守る女性たちとのやり取りなどが、多くを占めていたような気がします。旅行者の視点のような感じで、深みがあまり感じられなくて残念でした。
タイにおいて山岳民族はどういう存在なのか、なぜ、女性と子どもだけの村を作る必要があるのか、焼け出された村はその後どうなったのか、なぜ1割ものHIV感染の妊婦がいたのかなど、映画の中に掘り下げるテーマはたくさん見られましたが、さらっと通り過ぎただけでした。

監督のメッセージがいまいち見えなかったなあ。
チラシには、互いに支えあい共に生きることの大切さ、みたいな事を書いていましたが、この素材だったらもうちょっと他にもあったんだんじゃないのかという気がします。

「デック」は、メッセージがはっきりと伝わってくるだけに、ついつい、比較して見てしまいました。

2009-02-11

母子手帳と破傷風

足を怪我しました。
足首のアキレス腱の辺りです。

足をドアのストッパー代わりにしたら、ドアの角に挟まれてべロッと皮がむけました。
さすがに怪我の直後は痛かったけど、そんなに血も出なかったので、オロナインでも刷り込んでおけば大丈夫と思っていたら、破傷風になったら大変だから医者に行っとけと言われて、次の日に近所の医者へ。

医者「オロナインじゃあ、直りません。はい、ベットにうつ伏せになって。」
センセイ、この姿勢はなんですか?なんだか、嫌な予感。
医者「これから、手術です」
マコ「ま、麻酔するんですか?!」

以前、足の指を3針縫った時に、その痛さは身にしみている。まさか…。
その、まさかだった。
注射針をグリグリと肉の中でかき回しているんじゃないかと思うほど痛かった。
こうなったら、もうやけくそだゼ。
さあ、縫うなら縫え!

看護婦「本のように皮が開いているわよ~。ほら~、見て御覧なさ~い。」
Uの字に皮がむけているので、7針くらい縫われました。

さて、お次は破傷風の注射。
子供の時に三種混合ワクチン受けませんでした、と言ったら、すごい怒られました。
三種混合ワクチンは3回に分けて接種するのですが、私は一回目で高熱が出たので、医者に止められて二回目以降は受けていないのです。
ところが、看護婦さんの説明によると、三種混合ワクチンの予防接種は大人になっても必要なので、必ず受けなければならないそうです。
「あなた、良く今まで生きてきたわねぇ!予防接種は大学病院でできるから、今からでも必ず受けなさい!!」と、しこたま怒られました。
他にも受けてない予防接種があると思うといったら、更に怒られた。
看護婦「自分の母子手帳見たことないの?!あなた、いくつになってそんなこと言っているの?!ちゃんと、自分で調べて受けてないのは受けなさい!!!」

予防接種をしていないので、破傷風の注射は受けられません。
周りの人たちに聞いてみたけど、自分の母子手帳見たことある人いなかったよ。
と言うわけで、皆さんも一度自分の母子手帳を見て、不足の予防接種があったら受けておきましょうね。

ちなみに、足の傷は全く痛みもなく大丈夫です。
休み明けに、抜糸かなぁ。