2007-08-30

インド強化月間

夏のイベントが終わったと思ったら、秋のイベントがスタートです。
来月はインド強化月間です。今年は、日印交流年だし。今年もナマステやります。
インドのカレーは美味い!オススメは絶対「MOTI」です。行列必至ですが、並んでも食べる価値ありますよ。普段は高いからね(笑)
そして、ラオス・フェスティバルが初開催だそうです。全収益はラオスでの学校建設資金に寄付されるとのことです。

ラオスフェスティバル
日時 2007年9月22日、23日
会場 代々木公園
時間 10:00~17:00
ラオス料理、物産品の販売、東京国際学園の生徒による活動報告、ラオス関係企業・団体の出店、フリーマーケットの開催、藤谷桃ライブなど。

第15回 ナマステ・インディア2007
日時 2007年9月29日、30日
会場 メイン会場:東京都代々木公園イベント広場、野外ステージ
    第2会場:たばこと塩の博物館(渋谷)入場料100円
時間 10:00~20:00
インド料理、舞踊、音楽、物産の販売、アユールベーダ、出版物販売、インド関係団体・NPO・NGOなど。



インドといえば、マサラ・ム~ビ~!
白田麻子さんのブログ「タイ映画 & アジアな毎日」で、インド映画のシンポジウムが紹介されていました。映画の上映もあるそうです。
プログラムなど詳細は、白田麻子さんのブログをご覧下さい。

魅惑のインド映画は、こうつくる! ~日本インド映画人シンポジウム~
9月28日  東京会場 汐留 「スペースFS汐留」
9月30日  大阪会場 上本町 「大阪国際交流センター」
主催:日本映画撮影監督協会のサイトから事前にお申し込み下さい。

2007-08-22

横浜美術館「森村泰昌」展、タイ人アーティスト「ユリー・ケンサク」オープンスタジオ

横浜美術館
「森村泰昌 美の教室、静寂せよ」2007年7月17日~9月17日
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007「ユリー・ケンサク 桃太郎ガールの冒険」2007年9月1日~17日」(オープン・スタジオは8月の毎土曜日)

土曜日は、ヨコハマ・アート三昧。
横浜美術館では、「森村泰昌 美の教室、静寂せよ」展と「ユリー・ケンサク 桃太郎ガールの冒険」滞在制作オーブンスタジオを見ました。


森村展は、展示室が順番にホームルーム、1時間目と名前が付いています。入口で音声ガイドが配られ、森村先生の解説を聞きながらの授業形式。展示室にいるのは、全員森村先生の生徒という訳です。

普段から現代アートの楽しみ方を伝える活動をしている人なので、楽しみながら学べるユニークな展示でした。関西人の自然なユーモアが効いていて、大人の知的な遊びという雰囲気でした。ホールにも、学校の机と椅子でプチ教室が出現していました。
最後の部屋は、森村先生の熱いメッセージ。くさいセリフを自虐的な笑いで包みつつ、しっかりと心に刻む森村流授業のまとめです。
終了試験は、無事全問正解の優等生でした。

館内は、ワークシートを片手の児童・生徒たちで賑わっていました。手元を覗き込んでみると、各学校オリジナルのワークシートのようです。学校との連携事業なのかもしれません。
中校生の男の子たちの会話に耳を傾けてみると、「あっちを見て、こっちを見て、最後にお土産を買って帰ろう!」うーん。かわゆい。

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午後は、タイ人アーティスト、Yuree Kensaku (ยุรี เกนสาคู) さんのレジデンスを見ました。初来日の彼女は、自分を未知の島に向かう桃太郎に例えて、桃太郎ガールの冒険のストーリーの作品を制作中です。作家さんは、本当に桃から出て来たような、ショートカットに丸顔のキュートな女の子でした。

スタジオ内は、バンコクでのドローイングや、日本で制作した既製品を使ったオブジェなどがあちこちにあって、お気に入りの物であふれる女の子の部屋のようです。
しかし、よく見るとキモ系やセクシャルな絵が目につきます。かわいいだけではない、独特の世界が表現されているようです。自分の身近な物や日常の体験を元に、個人的な視点で制作している感じでした。

彼女のような、アニメや既成の小物を素材にした作品は、ポップカルチャー(大衆文化)というらしいです。ちょうど、福岡アジア美術館で「ポップ魂~現代美術と大衆文化~」という展覧会を開催しているようです。今、こういう作品が注目されているみたいですね。現代アート展に行くと、若いアーティストの作品は皆同じようにみえるのは、ジェネレーションギャップなのかしら。トホホ。
特に、ワタリウムの「ボロボロ ドロドロ 帰ってきた日本のサブ・カルチャー」は、国は違うのにかなり共通していました。アジアは、大人もアニメやカラフルな小物などが大好きなので、こういう文化を違和感なく取り入れる素養があるのかもしれません。

この日は、ドローイングで作ったぬりえのワークショップが行われていました。実際に塗ってみると、ドローイングの細部が分かって面白かったです。
私はキモ顔の奈良ガールをキモ色に塗りつぶしてあげました。まりこさんはぬりえなのに草間彌生風模様を書き足して更にキモ系に仕上げ、かわいいーと満足気。さすが、作家さんと同い年!
ぬりえは9月1日からの展覧会で、ユリーさんの作品と一緒に展示されるそうです。

ちびろうさんとタイ語でお話するユリーさんは、リラックスした表情でした。
日本を冒険したピーチガールのユリーさん、日本でたくさんのものに出会ったようです。



今後の予定は、次の通りです。
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/artgallery/01_AIM/blog/
オープン・スペース&ワークショップ 8月25日(土)
アーティスト・トーク 9月1日(土) 16:00~17:00
展覧会 9月1日~17日(滞在は9月4日まで)
※ボランティアも募集中です。詳細は美術館公式サイトをご覧ください。

2007-08-08

横浜美術館 タイ人アーティスト「ユリー・ケンサク滞在制作+展覧会」

横浜美術館で、タイのアーティストによるミュージアム・レジデンスが開催されていますので、ご紹介します。私もまだ見に行っていません。忙しい8月の合間を縫って行く予定です。

横浜美術館「アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007」
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/artgallery/01_AIM/blog/

ユリー・ケンサク滞在制作+展覧会
「桃太郎ガールの冒険 Yuree KENSAKU: The Adventure of Momotaro Girl」

滞在期間:2007年7月24日(火)〜9月4日(火)
オープンスタジオ(スタジオ公開日):8月4日(土)、11日(土)、18日(土)、25日(土)[計4日]
展覧会会期:2007年9月1日(土)〜17日(月・祝)[開催日数:15日間]
制作スタジオおよび展覧会会場:横浜美術館アートギャラリー2
http://www.yaf.or.jp/yma/

横浜美術館のWEBによると、作家さんは日本初来日となるユリー・ケンサク(Yuree Kensaku  ยุรี เกนสาคู) さん。
1979年、タイ、バンコク生まれ、2002年にバンコク大学美術学部卒。バンコクを拠点に制作と展覧会の参加をしています。2004年より毎年、100TONSON Galleryにて個展を開催、2007年にチュラロンコン大学アートセンターにて個展などの実績があるそうです。
現在、タイのアートシーンでは20代後半の活躍が目覚しいですが、彼女もその一人のようです。

【オープンスタジオ】
8月の毎週土曜日:13:00~17:00
作家のユリーさんも基本的にスタジオにいる予定とのことです。
作家さんはあまり英語が得意でないとのこと、タイ語でコミュニケーションをとるチャンスですよ。
なお、通訳の予定はないそうです。

8月11日(土)
・ 美術館スタッフによる、オープンスタジオガイドツアー:13:30~13:50
・ コラボレーションによる作品制作:14時~17時

8月18日(土)
・ 美術館スタッフによる、オープンスタジオガイドツアー:13:30~13:50
・ コラボレーションによる作品制作:14:00~17:00

8月25日(土)
・ コラボレーションによる作品制作:14:00~17:00

【アーティスト・トーク】
9月1日(土)
アーティスト・トーク:16:00~17:00
会場:アートギャラリー2(予定)
※逐次通訳つき、聴講無料

【コラボレーションによる作品制作】
会場:アートギャラリー2
実施日:8月4日(土)、11日(土)、18日(土)、25日(土)  14:00~17:00
作家が制作したドローイングをもとにした塗り絵を、来場者が完成させます。

【展覧会】
2007年9月1日(土)〜17日(月・祝)

※同時開催中
「森村泰昌-美の教室、静聴せよ」
会期:2007年7月17日(火)~9月17日(月・祝)
http://www.yaf.or.jp/yma/
モリムラ氏はタイで展覧会を開催したこともあり、MOTの「Show me thai」展にも参加してましたね。微妙にタイ繋がりのハマ美です。