2008-06-29

大巻伸嗣さんが、横トリ2008に

今日、タイ式シネマ★パラダイスの後、森美術館へ移動中、六本木に似つかわしくない後姿を発見。
やあ、Y氏じゃないの。
こんな広い東京で、なんと言う偶然。
びっくらこいたよ。

そんで、横トリ2008のボランティアの話題になった。
マ「ナウィンさんがでないなら、やらないよ」
Y「でも、チケット貰えるよ」
それもそーだねー、という訳で、横トリサイトを覗いてみた。

なーんと、大巻伸嗣さんが出るじゃないの。
びっくらこいた。
府中市美術館で、小麦粉のお花づくりのお手伝いしたのは、半年前のこと。
勢いで、横トリボランティア応募しちゃいました。
もう、締め切りすぎているんだけどね。
まあ、大丈夫でしょ。
クレバスには落ちないように気をつけます。


お花を消すための創作ダンスのパフォーマンス(ダンサーは別の方)
大巻伸嗣 ワークショップ「花はどこへいった」(2008年府中市美術館)より


公開制作でのパフォーマンスにて
大巻伸嗣 公開制作「ECHO white void」(2008年府中市美術館)のパフォーマンスより

大巻伸嗣ブログ
http://www.phofa.net/blog/ohmaki/

2008-06-26

タイ式シネマと海風號

今日のタイ式シネマ★パラダイス
服はタイシルクの巻きスカートです。

「アルティメット・エージェント」
2007年/95分

アクション映画ということですが、ひたすら闘って殺すシーンばかり。こういう映画に血が騒ぐ歳じゃなくなったってことなんでしょうか。
三枚目的なところも中途半端でイマイチ笑えませんでした。笑いのツボが違うのかなあ。
しかも、タイの歌の歌詞。引きました。
一番のナゾは、エンディング。笑えないよ。いや〜な気分で終わってしまいました。


気分転換に、東麻布の中国茶店海風號へ。
すごく久し振りです。

光太郎さんは、お友達とヨットの話に夢中でした。
厚手の硝子に冷茶を注ぐと、客そっちのけでヨットのデザイン談義。趣味の用事で電話し、煙草をくゆらし、Macの画面にかじりついていました。
店内には、光太郎さんこだわりの茶器やお気に入りの物が雑然としています。
光太郎さんの趣味の空間。
私には届かない、大人の男性の楽しみ。
憧れと違和感が混じり合い、甘味の中に渋味が混じる中国茶のようです。

冷茶のガラスの急須のカーブを惚れ惚れと眺め、ゆっくりと文山包種の鼻に抜ける香りによいしれました。
気が付くと1時間の長居です。

龍井は安いので充分と、また、私には高い梅烏龍井は売ってくれる気がないようです。文山包種も買いました。

帰り際に、「最近、来なかったね。また来てください。」
覚えてたんですね。
また来ますよ、中国茶も海風號もずっと好きですから。

2008-06-25

横浜美術館AIMYがこの夏、タイ化?!

去年、ワークショップとweb作成のお手伝いをさせていただいた、相田ちひろさんが、横浜美術館のAIMY公募企画0FF SITE 2008に決定しました。

ちひろさんの作品は町の中で制作・発表するのが合っていますが、横浜美術館でより多くの人たちにひろさんの作品の魅力を知ってもらえるのは素敵なことだと思います。
横美ったら、アジアで光るこの人材を、ついに見つけてしまったのね☆

AIMY+NAPブログに記事が掲載されています。
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/artgallery/01_AIM/blog/


相田ちひろ(あいだ・ちひろ)
http://www.renconart.info/
相田ちひろさんは主にタイと日本を活動拠点に、ワークショップや交流プログラムなどをとりいれたプロジェクト形式による作品を制作しています。

滞在制作期間:2008年7月5日(土)~8月17日(日)
会場:アートギャラリー2
成果発表展:2009年2月7日(土)~3月1日(日)


とっても素敵な企画を考えているようで、意味深な言葉を残して、彼女はタイに一時帰国。
夏と横浜があなたを待っているよーん。気をつけてかえってらっしゃい。

相田ちひろさんが関わった「アート記念日」のwebサイトのリニューアルを担当させていただきました。
事情により、現在、更新が停止しています。
近々、アドレスを移転する予定です。
http://artkinen.web.fc2.com/

2008-06-22

初夏のきらめき


実家から 宝石が 届いた
甘くて みずみずしくて ほのかに甘酸っぱい
畑のあぜみちを 自転車で走った 中学の思い出
一緒に 口に頬張った

2008-06-16

「ミー・マイセルフ」

13日のタイ式シネマ★パラダイス
服は、チェンマイのchabaaで買った手刺し刺繍の服です。

「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密」
2007年/117分

前半は、またもや韓流のパクリかと思うような展開です。ラブストーリーが2本とも、男が車で事故に合い、記憶喪失って…。
ヒロイン・ウムが、仕事も恋も半人前の等身大の女の子として描かれているところは好感を持てますが、二人が恋人になるまでは、平凡です。後半、記憶が蘇り過去が明らかになるところからは、急展開。何とも衝撃的なラストでした。
人生は他人によって作られるものではなく、自分自身が選択するものだ、というお話。
最後にわざわざ言うところはちょっと道徳っぽかたかな。
別にオカマを否定している訳ではなかったです。

2008-06-10

バーンロムサイ鎌倉店のタイパンツ



バーンロムサイ・オリジナルのチェンマイ産タイパンツとは、どんなもの?
ということで、写真載せます。

左 バーンロムサイ 鎌倉店で購入
右 chabaa チェンマイにて購入

バーンロムサイのタイパンツは、コットン地が軽く、ゆらゆらとゆれるのでとても涼しいです。
色の組み合わせはいろいろ。柄つきのもあります。

chabaaは、色がポイント。

普通のタイパンツは、ウエストを紐でしばりますが、これはマジックテープになっているところが特徴です。
ひも付きよりも着るのが楽だということです。

難点は、ウエストのサイズがフリーなので、メタボ防止にならないってこと?!

ここで買えます。
バーンロムサイ 鎌倉店
http://banromsai.jp/shop/kamakura.html
chabaa チェンマイ
http://www.atchabaa.com/

2008-06-06

「メモリー 君といた場所」

4日はタイ式シネマ★パラダイス、「メモリー」を見てきました。
服はバーンロムサイ鎌倉店で購入した、100%チェンマイ製のオリジナルタイパンツです。
去年の12月にチェンマイのバーンロムサイに行った時に私が「chabaa」のタイパンツをはいていたら、「それ可愛いね!うちでも作ろう」と言って、あっという間にデザイン画を書いてできたのがコレ。とても柔らかくてはきやすい。お勧めです。






「メモリー 君といた場所」
2006年/105分

ラブコメ・アイドル映画という感じでした。
後半の泣かせるシーンは、韓流のパクリっぽかった。
相手役のポーラが、表情豊かでとてもキュートでした。コメディー担当のポーンローンサオーンの3人もいい味出してました。一番泣けたのは、チャーが村を去るシーンかな。
気楽に見られる映画です。

2008-06-04

アピチャッポン作品「Worldy Desires」

タイ服で行こう!という訳で、「タイ式シネマ★パラダイス」は、タイ・ファッションで行くことにしました。
昨日は、チェンマイで買ったタイシルクの巻きスカートです。

特別上映作品「Worldy Desires」
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
2005年/40分
長谷川裕子(東京現代美術館 事業課長)トーク付き

映画を撮影するクルーを撮影した実験映画です。
ジャングルの中で逃避行する男女を演じる俳優たちと、それを取り囲んで撮影するクルーたち。
非日常的な役を演じる俳優たちをよそに、「照明の方が給料いい」などと、現実的な会話をひそひそと交わすクルーの対照的な様子。そして、それを暗い映画館で見つめる私たち観客。
私たちも、入れ子式の視線の一つとして描かれていることに気付きます。

実験的映画なので、ストーリーというものはなく、暗いジャングルで歌うポップ歌手のシーンが入ったりと不思議なシーンの連続です。
実験映画は意外と好きです。
ドキュメンタリーは、監督が事実に意味づけを加えますが、実験映画の解釈は観客に委ねられます。

長谷川裕子さんは、アピチャッポン監督を早い時期から評価し、日本に紹介した方です。アピチャッポンが映像作品も作っていたということもありますが、彼をアーティストとして評価しているところが彼女のキュレーターとしての能力なのでしょう。

長谷川さんの解説では、アピチャッポンの作品は、俳優や監督自身のパーソナルな記憶を深く追求していくという手法によって、多くの人に共有されるものを表現しようとしているのだそうです。
監督自身のトークも何度か聞いたことがありますが、俳優ではなくて素人を好んで使い、その人の現実の役割や記憶などを引き出し、それを作品に投影させて作っているという話も聞きました。
一見、意味のないことの貼りあわせのように見えることも、現実の人々の記憶がベースにあるからこそ、見る側が自分の体験と重ね合わせて共感できるのだと思います。
人々が語る記憶の中から、何を選択し、どのように表現するか、それがアピチャッポンの映像作家としての才能なのでしょう。
作品を見れば見るほど、引き込まれる作家です。

アピチャッポン監督の作品は、全部で5作品上映されます。
ラブストーリーやアクション映画もいいけど、深く余韻の残るアピチャッポン監督の作品もぜひご賞味あれ。

2008-06-02

6月はタイ式で行こう!

6月1日は衣替え。

前日はフリース着て凍えていましたが、昨日は涼やかなタイパンツ。嫌でも、皆さん衣替えに違いありません。
日焼け止めするのを忘れて焦り気味です。

6月から職場は夜間営業がスタート。早速、遅番当番でした。
前日の心配とは裏腹に、好調なスタートとなりました。

さて、31日から、六本木ではタイ式シネマ★パラダイスが始まりました。

前からチェックしていたのに、前売り券を買ったのは前日の30日。用事もあったので、映画館まで買いに行きました。
小さな映画館はすでにタイムードでムンムン。
会場を見渡していると、去年、VCDを買わずに後悔していた映画のポスターを発見!上映される「メモリー」でした。ポーンラーンサオーンがでてるんです。それなのに、コメディーガールの顔が張り紙で隠れてるじゃないの!ゆ〜る〜せ〜ん。剥してめくってやりました。

そうしているうちに、タム君御一行様登場。この日は夜のライブです。明日も仕事だから、夜遊びはできないの、と心の中で言い訳。
でも、ちゃっかりサインはいただきました。マムアンちゃんのイラスト付きです。タム君、ありがとう。
タム君は、ティーヌンの風船とムエタイ格闘してふざけてました。やんちゃな男の子って感じです。

6月21日は、タイの現代アーティスト、ナウィンさんのNavins of Bollywood
ナウィンさんのトーク付きで、最新本の発表もあるそうです。

6月21日(土)16:30 ナウィン・ラワンチャイクン(監督/アーティスト)
http://www.navinparty.com/

ぜひ、見に来てね!とナウィンさんからのメッセージです。