2010-11-03

台湾旅行 ~五日目~

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5日目 2010年8月21日(土)
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最終日。午後便の飛行機なので、まだ半日遊べます。
まずは、朝食後に昨晩購入したマンゴー。すごいジューシーで甘く、初日に屋台で購入したものとは大違いでした。大満足です。


昨日、別行動の話をしたらパンダちゃんも行きたいということになって、またもや龍山寺へ。


日本語の堪能なおじいさんが、一緒について歩いて参拝の仕方をレクチャーしてくれました。
昨日の私の参拝の仕方は間違っていなかったようです。最後に木片を使った占いもしてくれました。


最後はやっぱりスイーツで〆。龍都氷果専業家でかき氷を食べました。
パンダちゃんの見たてで、上にプリンが乗った八寶氷です。
フルーツも良かったけど、私はこれがすごく気に入りました。ああ、日本でも普及してくれないかなあ。



11時の開店なので待っていたら、11時と同時にどーっとお客が押し寄せてきました。すごい人気店のようです。


12時過ぎにホテルでツアコンの方と待ち合わせ。
免税店に寄った後、空港へ到着。
すごい混雑だと思ったら、横並びの席はもうなくパンダちゃんとは席が離れてしまいました。
夜遅く成田に無事到着。お疲れ様でした!!


最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます。
~おわり~

2010-11-02

台湾旅行 ~四日目~

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4日目 2010年8月20日(金)
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旅行記も挫折か…と思われましたが、残りちょっとなので完結させることにしました。

さて、この日は私の○十回目の誕生日。
なんと、パンダちゃんがサプライズの誕生日プレゼントを用意してくれていました!
早速、薔薇の香りを身にまとい、国立故宮博物院へお出かけです。


元々、紫禁城で宮廷が所蔵していた美術品や歴史資料などが、現在は中国と台湾に分かれて所蔵されています。台湾の国立故宮博物院の方が貴重な資料が多く、世界四大博物館の一つになっています。大規模なリニューアルが行われ、2007年に全館オープンしました。

施設は重厚かつモダンで、案内も分かりやすく、喫茶やショップなども充実し、展示手法も東博に勝るとも劣らないものでした。
台湾が相当力を注いでいたのでしょう、リニューアルオープンの時に新聞に大きな特集が組まれていたのを覚えています。


故宮といえば、翠玉白菜と肉形石。
白菜と角煮の石です。これらを含めた数点は特別な展示室に飾られていて、誘導兼監視係もおりました。
この二つに代表されるように、中国では石が珍重されるようです。日本と違う感覚で面白かったです。
残念ながら館内は撮影禁止でした。

施設内には良心的な値段のレストランもあって、くつろげる空間でした。


午後はお土産タイム。
乾物問屋が多い迪化街へ行きカラスミを買いました。
カラスミは、オレンジ色の方が新鮮で油が乗っていておいしいのだそうです。


この町は古い建築物が並んでいて、一つずつ見ていくのも楽しみです。


パンダちゃんが、2軒目のカラスミ屋の前にいたおじさんをチェキで撮って写真をあげたら、おじさん大喜びで自分が飲んでいた茶をパンダちゃんに「飲め!」とばかりに差しだしました。
パンダちゃんは全然嬉しくないのでした。トホホ。


そして、台湾土産と言えば鳳梨(パイナップルケーキ)。安くて旨くて交通の便のいいお店で買いました。4箱買ったら、お、重い!!


ホテルへ帰って早速試食しました。おいしい~。


パンダちゃんはART TAIPEIにまた顔を出すことになったので、数時間別行動になりました。
私は近くの龍山寺へ。入り口に電光掲示板があったりして、なんとも軽い感じ。
でも、台湾で最も格が高いお寺なのだそうです。

参拝者を見ていると、線香は無料で貰えて参拝できるようなので、私も見よう見まねで参拝してきました。境内には多くの人々が佇んでいたり、熱心にお祈りをしたりする姿がありました。
最後はお守りも購入。

その後、近くの華西街観光夜市をちょっとのぞいてみました。
これは蛇料理を食べさせるお店。数件ありました。入り口に生きた蛇が陳列していて、強烈でした。


夜はパンダちゃんと合流して、「金品茶楼」で小龍包を満喫。


小龍包2種と餅、エビ。デザートはタロイモの小龍包。タロイモの優しい甘さととろりとした触感が絶妙でした。


更にパンダちゃんが、誕生日ケーキの代わりに三越でドラゴンフルーツ&マンゴーを買ってくれました。私はドラゴンフルーツが大好きなんです。うれしい~。
それにしても、台湾に来てから食べ続けです。体重が不安…。



~四日目終わり~

2010-10-02

台湾旅行 ~三日目~

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3日目 2010年8月19日(木)
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さて、台湾旅行3日目の午前中は、変身写真に挑戦してきました!!
ドレスやメイクで変身して、モデルさながらに撮影をしてもらうやつです。

私は全く興味がなかったのですが、パンダちゃんが旅行計画中に突如、「こんな写真撮れるのも、この年ぐらいまでかも。この美しさを残しておくのも、今がラストチャンスよ!」と言い出したのです。(後半、脚色入ってるかも(笑))
年齢に敏感なお年頃の私は、すぐさま反応。二人で大枚はたいて、変身することにいたしました。

撮影したのは、1981taipei


私たちは、二番目に安いコースで、ドレス二着で撮影し、小型のアルバム、ポスター(A4)、CDのセットです。それでも、送料込みで約20,000円。大人の遊びです。

見本のアルバムを見てドレスを決めるのですが、パンダちゃんはちゃきっと決めて着替えて化粧を始めたので、チャイナしか決められない私は焦り気味。
ドレスを決めたものの、着替えてみたらすごーく似合ってなくて、また焦る。

二重なのにアイプチして、初のつけまつ毛。
3倍くらいは美しくなるに違いないと期待に胸ふくらませて鏡を凝視してたら…。

ニューハーフ顔じゃん!!
ぜんぜん、美しくない。ガーン。

へこみながらも、最初の撮影に臨みましたが、モデルって難しい。
あっちを見ろとか、口はちょっと開き気味、腕をこう組め、などのカメラマンの指示でポーズをつくるものの、指先はどうしたらいいのか、目はぱっちりがいいのか、笑うのか笑わないのか、言われるがままでいいのか、戸惑うことばかり。
明らかにギクシャクしてました。
室内へ移動したら、着物を羽織ったパンダちゃんが、両手に扇子を持ってのけぞった姿が目に入り、爆笑しそうなのを我慢…。私も人のことは笑えないポーズでした。

二着目はチャイナ服。これは最初から決めていたので、お化粧も注文をつけました。
通訳の方に「撮影のイメージはどんな感じ?」と聞かれて、「貿易商夫人の夜の顔」と即答したら、皆、爆笑。
こちらはイメージがあったので、自分でポーズをつくったり、表情もいろいろ変えてみたり、ノリノリで撮影できました!

パンダちゃんは完成写真をブログにアップしていましたが、私はそんな自信ないです~。
完成写真は予想をはるかに超えていい出来だったのですが、職場のおばさんに見せたら「色気ないわね、はるな愛みたい」とばっさり切られました。
お世辞言ってくれる方々に見せて、自信回復したらアップするかもです(笑)

でも、貴重な経験でした。しかも、結構癖になりそう。別の衣装で違うイメージで撮ってみたいな。
こんな奇抜なことにチャレンジする友人なんて、パンダちゃんぐらい。
誘ってくれて感謝です。




さて、午後はこの旅行の本来の目的地へ。

この旅行、そもそもはパンダちゃんが台湾で仕事があり、観光もしたいので私も一緒に行くことになったのです。

その仕事とは、ART TAIPEI 2010 台灣國際藝術博覽會

アートフェア東京のような感じで、ギャラリーが出店する展示会なんでしょうか。
この日は、招待客関係者のみのレセプションなのですが、私はパンダちゃんの荷物持ちで参加させていただきました。






パンダちゃんはご挨拶やなにやら、私はきょろきょろしながらブースを見学。
セレモニーのリハーサルも見学。

知っているギャラリーを中心に見て回りました。
ミズマ・アートギャラリー、SCAI THE BATHHOUSE、小山登美夫ギャラリー、Nomber1Gallery、Tang contemporary art(北京:唐人画廊)などなど。





村上隆もどきの新進気鋭の台湾アーティストの作品もありましたよ。

会場のあちこちで、お姉さんたちがレセプションのフードをアートさながらに盛り付けているのですが、既に6時過ぎて「早く食いてぇ」光線がビンビン飛びまくり。

まだ、食べちゃだめと言っているのに、中には食べているつわもののオバサンも!
ワインが飛ぶように売れていて、みんなそれで口をごまかしている感じ。

「どうぞ」の合図と同時に、争奪戦。1分くらいで食べつくされました。
きれいに盛り付けしていた時間はなんだったの…。

そうしているうちに、セレモニーは終わってました。



結局、空腹のままなので夜の町へ繰り出し、念願のマンゴーかき氷の冰館にタクシー横付け!
「永康15」に名前が変わっていましたが、行列ですぐに分かりました。
一時閉店していて、営業主が変わってリニューアルオープンしたのだそうです。開いててよかった!

幸せの絶頂っていうぐらい、おいしかったですぅ~~~!!!

ぜひ、クリックして、拡大してみてください!
どんぶりぐらいの大きさの皿に、山盛りの氷、山盛りのマンゴー。
二人で一つ食べましたが、あっという間でした。



やっと、お腹が満足したところで、続いて夕ご飯(笑)
削刀麺のお店ですが、味は微妙。台湾料理って薄味でいいと思う時もあるのですが、中華料理のような香辛料に薄味はちょっと微妙な時もあります。
私の麺は、トマトとレタス入り牛肉麺です。トマトって意外と合います。


夕ご飯の次は、デザート!
再び、永康15のかき氷です。写真入りのメニューで、安心。


今度は、フルーツミックスかき氷。いやもう、こぼれ落ちそうですって。
結局、一人1個分食べたんですけど、全然いけます。氷はフワフワなので、日本のかき氷のように水分が多くないのか、水っ腹にはなりません。
しかも、パンダちゃんがまさかの裏技を発見!現地の人でさえも知らなそうな裏技。
二人とも、食べている間、笑いが止まりませんでしたよ。


現地?出張中?の日本人サラリーマングループや、現地の台湾人ファミリーも、そこにいる人は皆、幸せ顔でした。

~三日目終わり~

2010-09-28

台湾旅行 ~二日目 その弐~

台湾旅行 ~二日目 その壱~の続き、二日目です。

レトロな雰囲気の町並みの階段を上っていくと、「九份秘密基地」の怪しい看板。
台湾版昭和レトロ博物館といったところのようです。





階段を上がり切ったところが九份国小学校。
そこからは、素晴らし展望!
そこで、バスでお金を貸してくれた若者たちと再会。


さて、小学校からの展望の目の前には、派手なお寺。
青空とのコントラスが見事です。


続いてやってきたのは九份茶坊。
最初、茶坊は阿妹か九份茶坊のどちらかのつもりだったのですが、パンダちゃんが両方行ったら両方わかる、ハズレを引くことはないよとのことで、両方行くことにしたのです。
私はハズレを引く確率が高いので、選択はパンダちゃんにお任せです。


パンダちゃんの選択は正解。
阿妹か九份は魅力のポイントが異なるので、それぞれ違う楽しみがありました。


九份茶坊の一番の魅力はお茶!
お勧めの梨山(800元)をいただきました。
私が今回の旅行で絶対購入しようと思っていた茶葉です。
深みがあって甘い味わい。ほっこり、しないはずはないです。



お茶会の後は、店頭で茶葉をセレクト。

数年物の普洱茶と、まだ3年だけどいい茶葉を使用したオリジナルの普洱茶。いずれも餅茶。
値段が高いのは後者。
「うちは、カード手数料かかりません」の一言で陥落。
3年物の普洱茶にしました。

私の本気モードに、店員さんは大禹嶺を試飲させてくれました。
しかし、これは梨山に決定。
普洱茶が3,500元くらいかな。合計4,680元。(約12,000円)



お店を出ると、幻想的な景色に変わっていました。
昼も素敵ですが、夜の景色はさらに深みが加わっているようです。


夕ご飯は、映画で有名な非情城市へ。
しかし、これは失敗でした。いいのは見た目だけで、ご飯は三流(笑)。


九份は、丸一日かけてのんびり時間を過ごすのがお勧めの町でした。
どこを見ても絵になる風景ばかりで、写真が好きな人にはたまらないところです。
ぜひ、また訪れてみたいな。

~二日目終わり~