2010-09-15

台湾旅行 ~二日目 その壱~

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2日目 2010年8月18日(水)
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二日目は、九份(チョウフェン)へ1day Trip。
行き方はいくつかありますが、私たちはMTR忠孝復興駅から金瓜石行きバスに乗って行きました。

バス乗り場は、一番出口を出てすぐ。太平洋SOGOの向かい側です。
南国の灼熱の太陽を避けて待っていたら、団体御一行がやってきて、まんまと先に乗られてしまいました。幸いすぐに次のバスが来たものの、運転手は料金は90元、両替もなければお釣りないよという素振り。
おろおろしていたら、バス停で助けてあげた男の子たちが小銭をカンパしてくれました。見た目は金髪でヤンチャっぽいけど、話してみたらフツーの男の子たち。ありがとー。
彼らは、夜市の臭豆腐を食べたそうですが、臭いも味も生ごみだったとか。いやーっ、試さなくてよかった!

さて、1時間ちょっと、つづら折りの道を上った急坂の途中で九份に到着。

金瓜石へ向かう男の子たちとはここで別れました。

辿りついた九份は、大都会の台北市内とは違い、どこもかしこも絵になる風景ばかり。

赤いちょうちんも、箱根風の土産物やさんもチャイナ・レトロといった風情。

地元台湾でも人気急上昇中だそうで、平日にも関わらず観光客でにぎわっている。
途中で見つけたのは、花生捲冰淇淋という台湾スイーツ。ピーナッツの塊をカンナで削り、クレープの上に乗っけてアイスを挟んでくるりと巻いたお菓子です。

私が写真を撮っていたら、パンダちゃんにピーナツ削り役のヤラセ写真を撮らせてくれました。
おまけにカウンターには、「お釣りは自分で取ってね!」というメモと小銭が乗っかっている。
ここは田舎だな~。


「香菜入れる? 」と聞かれて、パンダちゃん即答。

甘いピーナッツとアイスにパクチー??
これが意外な旨さをかもし出していて、正解でした!おすすめスイーツです。


さて、最初の目的地、九份阿妹茶酒館。
この辺は、九份でも一番の撮影スポット。くねくねと細い石の階段が続き、その両脇にレトロな風情の建物が並んでいます。
九份阿妹茶酒館は、「千と千尋の神隠し」のモデルになった…と宮崎駿は言っていないようですが、あまりにもよく似ていて、映画のセットじゃないかと思うぐらいです。でも、千と千尋ができる前からこの外観だったそうです。


ここで、最初の茶芸タイムです。
九片という茶葉800元、お湯代200元、お茶菓子80元、合計約3,000円です。うーん。まあ、安くないですね。
でも、開け放った窓から青い空と緑と海の展望を眺めながら、お茶を傾けるのんびりした時間は、なんて贅沢。



お茶を入れ、写真を撮り、向こうの港を眺め、雲が流れていく様子にうっとりする。
今頃、職場の皆は、私が残してきた仕事を代わりに片付けてくれてるんだろうな。
感謝、感謝。


このタロイモがおいしいんです。ほんのりとした甘さで。


ああ、極楽。
抜ける風はさわやか。


ちょっと小腹がすいたねと言っていると、皆が同じものを食べているお店を発見。
頼んでみると、氷水の中に小豆とカラフルでモチモチしたものが入ったスイーツでした。どうやら、九份名物の「頼阿婆芋圓」の芋圓のようです。
団子と豆がたっぷりなので、結構食べ応え有ります。パンダちゃんはあえなくギブで、いつものように私が1.3人分ぐらいは食べました。

台湾のデザートは、水や氷だけでなく中に団子や芋、豆などがたっぷり入っているので、適度に栄養もとれて体も冷やしすぎないようになっているようです。
最近、亜熱帯化している日本にも台湾スイーツ流行ってほしいなあ。


また、通りをブラブラ。
と、デブ犬を発見。犬は可愛くないけど、子供はかわいいね。


しかも、再度通ったら、デブ犬三兄弟だった。


前日、夜市で食べそこなった鳥の足を食べるべきか否か。結局食べなかった。


~二日目 つづく~