2010-09-28

台湾旅行 ~二日目 その弐~

台湾旅行 ~二日目 その壱~の続き、二日目です。

レトロな雰囲気の町並みの階段を上っていくと、「九份秘密基地」の怪しい看板。
台湾版昭和レトロ博物館といったところのようです。





階段を上がり切ったところが九份国小学校。
そこからは、素晴らし展望!
そこで、バスでお金を貸してくれた若者たちと再会。


さて、小学校からの展望の目の前には、派手なお寺。
青空とのコントラスが見事です。


続いてやってきたのは九份茶坊。
最初、茶坊は阿妹か九份茶坊のどちらかのつもりだったのですが、パンダちゃんが両方行ったら両方わかる、ハズレを引くことはないよとのことで、両方行くことにしたのです。
私はハズレを引く確率が高いので、選択はパンダちゃんにお任せです。


パンダちゃんの選択は正解。
阿妹か九份は魅力のポイントが異なるので、それぞれ違う楽しみがありました。


九份茶坊の一番の魅力はお茶!
お勧めの梨山(800元)をいただきました。
私が今回の旅行で絶対購入しようと思っていた茶葉です。
深みがあって甘い味わい。ほっこり、しないはずはないです。



お茶会の後は、店頭で茶葉をセレクト。

数年物の普洱茶と、まだ3年だけどいい茶葉を使用したオリジナルの普洱茶。いずれも餅茶。
値段が高いのは後者。
「うちは、カード手数料かかりません」の一言で陥落。
3年物の普洱茶にしました。

私の本気モードに、店員さんは大禹嶺を試飲させてくれました。
しかし、これは梨山に決定。
普洱茶が3,500元くらいかな。合計4,680元。(約12,000円)



お店を出ると、幻想的な景色に変わっていました。
昼も素敵ですが、夜の景色はさらに深みが加わっているようです。


夕ご飯は、映画で有名な非情城市へ。
しかし、これは失敗でした。いいのは見た目だけで、ご飯は三流(笑)。


九份は、丸一日かけてのんびり時間を過ごすのがお勧めの町でした。
どこを見ても絵になる風景ばかりで、写真が好きな人にはたまらないところです。
ぜひ、また訪れてみたいな。

~二日目終わり~

2010-09-24

ナマステ・インディア2010

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「ナマステ・インディア2010」
日にち 2010年9月25日(土)〜26日(日)
時間 10:00〜20:00
場所 代々木公園イベント広場
最寄り駅 JR原宿、地下鉄明治神宮駅徒歩8分
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今年も、日本最大のインド・フェスティバルが、東京・代々木公園で開催されます。
インド雑貨やアュールベーダ、瞑想にチャイ、インドビール、インド人アーティストによるフォークアート、タンドールチキンにシタール演奏、サモサにオディッシー、ボリウッド・ダンスで踊りインド人演歌歌手チャダと歌う、夢のような時間があなたを待っています!!
さあ、週末は代々木公園へゴー!

私は今年も舞台裏担当です。
お待ちしております。

2010-09-15

台湾旅行 ~二日目 その壱~

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2日目 2010年8月18日(水)
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二日目は、九份(チョウフェン)へ1day Trip。
行き方はいくつかありますが、私たちはMTR忠孝復興駅から金瓜石行きバスに乗って行きました。

バス乗り場は、一番出口を出てすぐ。太平洋SOGOの向かい側です。
南国の灼熱の太陽を避けて待っていたら、団体御一行がやってきて、まんまと先に乗られてしまいました。幸いすぐに次のバスが来たものの、運転手は料金は90元、両替もなければお釣りないよという素振り。
おろおろしていたら、バス停で助けてあげた男の子たちが小銭をカンパしてくれました。見た目は金髪でヤンチャっぽいけど、話してみたらフツーの男の子たち。ありがとー。
彼らは、夜市の臭豆腐を食べたそうですが、臭いも味も生ごみだったとか。いやーっ、試さなくてよかった!

さて、1時間ちょっと、つづら折りの道を上った急坂の途中で九份に到着。

金瓜石へ向かう男の子たちとはここで別れました。

辿りついた九份は、大都会の台北市内とは違い、どこもかしこも絵になる風景ばかり。

赤いちょうちんも、箱根風の土産物やさんもチャイナ・レトロといった風情。

地元台湾でも人気急上昇中だそうで、平日にも関わらず観光客でにぎわっている。
途中で見つけたのは、花生捲冰淇淋という台湾スイーツ。ピーナッツの塊をカンナで削り、クレープの上に乗っけてアイスを挟んでくるりと巻いたお菓子です。

私が写真を撮っていたら、パンダちゃんにピーナツ削り役のヤラセ写真を撮らせてくれました。
おまけにカウンターには、「お釣りは自分で取ってね!」というメモと小銭が乗っかっている。
ここは田舎だな~。


「香菜入れる? 」と聞かれて、パンダちゃん即答。

甘いピーナッツとアイスにパクチー??
これが意外な旨さをかもし出していて、正解でした!おすすめスイーツです。


さて、最初の目的地、九份阿妹茶酒館。
この辺は、九份でも一番の撮影スポット。くねくねと細い石の階段が続き、その両脇にレトロな風情の建物が並んでいます。
九份阿妹茶酒館は、「千と千尋の神隠し」のモデルになった…と宮崎駿は言っていないようですが、あまりにもよく似ていて、映画のセットじゃないかと思うぐらいです。でも、千と千尋ができる前からこの外観だったそうです。


ここで、最初の茶芸タイムです。
九片という茶葉800元、お湯代200元、お茶菓子80元、合計約3,000円です。うーん。まあ、安くないですね。
でも、開け放った窓から青い空と緑と海の展望を眺めながら、お茶を傾けるのんびりした時間は、なんて贅沢。



お茶を入れ、写真を撮り、向こうの港を眺め、雲が流れていく様子にうっとりする。
今頃、職場の皆は、私が残してきた仕事を代わりに片付けてくれてるんだろうな。
感謝、感謝。


このタロイモがおいしいんです。ほんのりとした甘さで。


ああ、極楽。
抜ける風はさわやか。


ちょっと小腹がすいたねと言っていると、皆が同じものを食べているお店を発見。
頼んでみると、氷水の中に小豆とカラフルでモチモチしたものが入ったスイーツでした。どうやら、九份名物の「頼阿婆芋圓」の芋圓のようです。
団子と豆がたっぷりなので、結構食べ応え有ります。パンダちゃんはあえなくギブで、いつものように私が1.3人分ぐらいは食べました。

台湾のデザートは、水や氷だけでなく中に団子や芋、豆などがたっぷり入っているので、適度に栄養もとれて体も冷やしすぎないようになっているようです。
最近、亜熱帯化している日本にも台湾スイーツ流行ってほしいなあ。


また、通りをブラブラ。
と、デブ犬を発見。犬は可愛くないけど、子供はかわいいね。


しかも、再度通ったら、デブ犬三兄弟だった。


前日、夜市で食べそこなった鳥の足を食べるべきか否か。結局食べなかった。


~二日目 つづく~

2010-09-09

台湾旅行 ~一日目~

台湾旅行~台北
日程:2010年8月17日(火)~21日(土)

約3年振りで海外旅行へ行ってきました。
何年も前からガイドブック見ていたほど行きたかった台湾旅行、ついに行っちゃいました☆

ここ10年ぐらい、航空券のみの一人バックパッカーで、安宿現地調達という旅を続けていましたが、大人になったので今回は普通の旅行です。
新品のスーツケースを片手に、女友達とフリープランのツアー旅行ですよ。
お金のかかる遊びもしてきました。
一番の目的は中国茶!!!茶房も買い物も満足。

さて、まずは1日目から…。

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1日目 2010年8月17日(火)
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朝苦手な私ですが、この日は5時に家を出て成田空港へ。やればできるじゃん。

今回の旅のお供は、パンダちゃんです。しょっちゅう遊びに行く仲ですが、一緒に旅行に行くのは初めてです。単独行動に慣れ切っているので、5日間も一緒に行動できるかちょっと不安。

午前9時40分発チャイナエアラインで台北へ到着。台湾は近い!

空港からホテルまでは送迎付き。ツアーって便利。
その代り、必要のない土産物屋さんに立ち寄りです。ここで両替をしてもらえるのですが、私たちは空港で両替済み。中国茶の試飲をいただきました。

宿泊先は、天成大飯店Cosmos Hotel。安いけどコストパフォーマンスがよくて交通も便利らしいので、ホテル指定のツアーで申込みました。

荷物を置いて一息ついたら、早速お出かけ。

まずは、私がずっと行きたかった台湾茶のお店「奇古堂」。
お店に入ると、店主の沈甫翰氏が、先客の女性4人組にお茶を入れているところで、私たちも同席させていただきました。
流暢な、というのが失礼な程、日本人と寸分の違いのない日本語。
中華茶藝文化事業聯誼會総会長、中国文化大学講師などさまざまな経歴を持ち、日本に台湾茶のサロンを持っていたこともある方です。

よい茶葉、 よい茶器を選べば、少量の茶葉でおいしいお茶を入れることができます。
台湾茶は高い?たった数グラムで7人が何杯も飲めるのよ。全然高くないでしょ。

長年の経験と知識、自らの哲学に沿ったお話を聞きながら、すすめられるままに茶杯を重ねる。
甘く鼻に抜ける香りの沈さんのお茶は、お茶菓子いらずです。
台湾茶界のヨーダみたいな方です。
「中国茶」と言ったら、「中国茶と言わないで!台湾茶 です」と叱られてしまい、カメラを向けることもできずにひたすらこうべを垂れていました。お店は骨董店のような趣です。

本当は、梨山を買いたかったのですが、未熟者の背伸びが見透かされるような気がして買えませんでした。購入したのは、いずれも試飲のお茶です。

杉林渓烏龍(春) 1200元(100グラム)、東方美人400元(30グラム)




さて、夜は士林夜市へ。

タイのようなフルーツ屋台や串焼き屋台、ドリンク屋さん、洋服屋さんなどさまざまな屋台が並んでいて、地元の人であふれている。観光客もいるのかどうか、よくわからない。

屋台のいいところは、言葉が分からなくても指差しで、これと言えば分かるところ。




この串焼きは、好きなものを選ぶと焼いてくれるらしい。

○○元均一という看板のお店には、中高生が群がっていた。





こちらは、フルーツドリンクのお店。
パパイアなどを選ぶと、牛乳とミキサーでシェイクしてその場で作ってくれる。

似た類では、プノンペンで飲んだコンデンスミルク入りが凄く美味しかった記憶がある。




ぶらぶらと歩いていると、息ができないほどの臭気に襲われた!
逃げるように前に進むと、前も臭気、後ろも臭気、右も左も!!!
どうやら、名物だと聞く「臭豆腐」らしい。
らしいというのは、あまりの気が遠くなるような臭いに屋台に近づくことができなかったから。

代わりに、夕ご飯を食べたお店の店頭の鳥の写真をどうぞ。




臭豆腐から逃げたところで、店頭でおいしそうなぶっかけ飯をサーブしているお店を発見。
どうやって注文すればいいの?と戸惑うパンダちゃんに、指をさせばいいのさと、指さし注文。




無事、二人分の鳥飯と冬瓜のスープ、シナチクの煮物が出てきました。
屋台万歳。
米の夕ご飯だし。アジア万歳。
味は予想より薄めで、脂っこさはありませんでした。
タイのカオマンガイ、台湾の鳥飯って感じ。鳥はうまいね。ブラボー。




帰りにカットマンゴーを買ったら、300元。約1000円。
た、高っ!!カットフルーツは高いみたいです。
ちなみに、さっき食べた鳥飯は二人で180元ぐらいです。

宿に帰ってがっつり食べました。



台湾の元は、NT$1=約2.8円。
タイとほぼ同じなので計算しやすいです。

EASY CARD(悠遊カード) は、スイカ・パスモと同じ機能があって、電車、バス、コンビニ、ショップなどで使えるので、とても便利。しかも、MRTはカードを使うと2割引きだし、バスは両替もお釣りもできないので、台北滞在ならカード入手がお勧めです。

~一日目終わり~