2007-04-10

KANDADA/コジット・ジュンタラティップ個展 「痛みのデュエット」

前回ポストした展覧会の詳細について情報が入りましたので、再度アップします。

KANDADA/project collective.021_コジット・ジュンタラティップ個展 「痛みのデュエット」
Kosit Juntaratip "SUFFERING DUET"

アーティスト・イニシアティブ「コマンドN」 http://commandN.net
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コマンドNでは今秋から「地域社会とアートプロジェクト」をテーマとした展覧会「KANDADA/project collective.019~023」展を、プロジェクト スペースKANDADAにて開催しております。

その第三弾として、タイ・チェンマイ在住のアーティスト、コジット・ジュンタラティップの個展「痛みのデュエット」を開催します。
1971年タイ・チェンマイに生まれたコジット・ジュンタラティップは、チェンマイ大学美術学部を卒業後、ドイツのケルン、ライプツィヒで6年間メディアアートを専攻し、現在はチェンマイで作家活動をするかたわら、母校でメディアアートを教えています。
ジュンタラティップの活動の中心にあるテーマは、「愛」そして愛に伴う「痛み」です。
それは単に恋愛を指すものではなく、人間の両義的な本質として、 さらに歴史や社会に対する批評の精神として、作家の創作動機となっています。
愛と痛みをめぐる葛藤を、絵画やパフォーマンス、インスタレーション、 映像など多様なメディアを組み合わせ、独特の刹那的ロマンチシズム溢れる世界を構築してきました。
近年話題のタイの現代美術作家の中でもひときわ異彩を放っています。

「SUFFERING DUET-痛みのデュエット」
本プロジェクトは、ジュンタラティップがKANDADAに滞在しながら公開制作を行ないます。
第 二次大戦中の日本人男性とタイ人女性の恋愛を描いた小説(邦題「メナムの残照」)にインスピレーションを受けたジュンタラティップは、東京で結婚して暮ら す実際のタイ人女性等を取材し、国境を越えて結ばれた二人が乗り越えてきた痛みや苦しみを、ペインティングや映像で描き出します。また彼らの所持品を用い たインスタレーションを構築していきながら、会期の最後に展覧会が完成する予定です。
*作家滞在予定:11月11日(土)~12月18日(月)

■開催期間:2006年11月22日(水)~12月16日(土)12:00~19:00
*オープニングパーティ/11月22日(水)18:00~20:00
*"Suffering duet"パーティ/12月15日(金)18:00~20:00
■休館日:日曜、月曜、祝日(11月23日は休館日です。ご注意下さい)
■会場:プロジェクトスペースKANDADA 
  〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-9精興社1F
tel:03-3518-6176 fax:03-3518-6177
http://www.commandn.net/new/news.html

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■現代のアンスマリンとコボリを探しています! ■
コジット・ジュンタラティップ展「SUFFERING DUET 痛みのデュエット」作品制作にご協力下さい!
【募集対象】
東京近辺在住のタイ人女性と日本人男性のカップル(ご夫婦、恋人、滞在年数、年齢職業不問)若干名
【依頼内容】
・作家が2人の物語について(出会いのなれそめ、日本へ来て感じた苦労、喜び、その他)約1~2時間程度撮影しながらお話を伺います。お二人同席が無理な場合は、女性の方のみお話を伺います。(タイ語)
・2人が写ったスナップ写真をお借りします。
・インタビューとお借りした写真をもとに、映像作品と絵画を制作して会場に展示します。
・2人の思い出の品物をお借りして会場に展示します。(展示後返却)
★本協力はボランティアとなります。
★お借りする品物は、会期終了後(12月16日まで)当方負担で返却いたします。
★募集期間:2006年11月16日~11月30日(希望人員になり次第終了とさせていただきます。詳細は下記までお問い合わせください。)
【参加方法】ご都合のよい日時を下記までお知らせください。

★すべての問合わせ→コマンドN(担当/宍戸遊美)
E-mail:kandada@commandn.net
tel:03-3518-6176 fax:03-3518-6177
Kosit Juntaratip:080-3093-3607