2007-04-26

「メナムの残照」 in "Show Me Thai"


22日は、「Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」の関連イベントの映画を見てきました。
映画のタイトルが告知されたのは、19日!いや~。タイペースです。

映画は、アピチャッポン・ウィーラセタクンさんの作品に違いない!と勝手に一部で盛り上がっていたのですが、「メナムの残照」でした。
現代美術展なのに古典かよ!と思わず突っ込んでしまいましたよ。タイと日本の修交記念といえば、やっぱりセレクトはこれなんでしょうかねえ。現代美術作品の一つとしての映画上映かと思っていたので、ちょっと肩透かしでした。
ちなみに、アピチャッポンさんは、展覧会場で映像作品が出ていました。

突っ込みつつも、まだ見たことはないので行ってきました。お客さん少なかったです。やはり、タイトルのせいか?
告知をよく読んでいなかったのですが、音声はタイ語で、字幕は英語だけでした。いやはや、ストーリー知っててよかったです。
しかも、まるで戦前の映像みたいでした。時代設定が第二次大戦中だっていう意味じゃなくて、画像や音の不鮮明さっていうことです。でも、1988年制作なんですよ。この時期で、タイの映画技術ってこのレベルだったとすれば、現在のタイ映画は急速は発展を遂げたということですね。タイの発展ってスゴイ。

ストーリーは知りつつも、細かい会話はタイ語の会話と、白い背景に白い文字で書かれた英語字幕に頼るしかありません。そもそもどっちも微妙にしか理解できないので、聞きつつ読む…頭がごちゃごちゃ。どっちの言語で理解したらいいんだ~。
主人公のコボリは日本人の設定なんですが、どう見ても"カッコいいタイ人男性"でした。日本語も変だし(笑)。ヒロインのアンスマリン役の女優さんは、白田麻子さん一押しらしいです。

ストーリーは昔のラブストーリーって感じです。第二次大戦中の日本軍に対するタイのイメージ(現実?)はこうなのかと思うと、切なくなるシーンが多かったです。
コボリとアンスマリンの純愛って言うけど、あの後、アンスマリンは子どもを抱えて一人どうやって生きていったんだろうと、現実的なことを考えてしまいました。

映画の紹介をされたのは、コジット・タランティップさんの展覧会で通訳をされていた方でした。コジットさんの作品は、「メナムの残照」を素材にした愛の作品でした。「メナムの残照」になったのは、スタッフさんの思い入れから来ていたのかもしれません。でも、コジットさんは今回の展覧会には参加していません。残念です。


さて、映画の後は改めて展示を見ました。お客さんの入りを心配していましたが、随分たくさん来ていました。ホント、よかった!
ナゥインさんのボリウット映画は、目が点になりましたよ。歌って踊るナウィン…。ヒンディー語だし。しかも、あのズラ…。奥さんのコメント聞きたいですねえ(笑)。

ウィットさんの花売り娘”Perfect Thais: Garland seller"のペーパークラフトも作ってみました。これは2005年にベルリンで開催した展覧会に出品した作品です。
でも、糊が!ペーパークラフトには速乾性ボンドですよ!これからやろうとしている方、1時間半はかかりますよ。作ると一枚新しいのがもらえます。糊に苦戦しましたが、ジム・トンプソン柄の三角枕とナウィンさんのボリウット・ミュージックのBGMがよかったです。

Witさんたちの仲間が撮影した、設営風景や内覧会の写真がありましたので、ご紹介します。合間の観光の写真も面白いですよ。
http://picasaweb.google.co.jp/PPimwadee
http://picasaweb.google.co.jp/urk999
Witさんは、会場構成を担当。そのための画像もありました。
http://picasaweb.google.co.jp/witpim/MOTSketch


3 Comments:

チョムプー said...

またコメントに挑戦(笑)。この映画、実はビデオで日本でも販売されていたらしいんです。私は既に友人に見せてもらっていましたので行きませんでした。ほんとに、笑えますよね。掛け軸にまちがった字が書いてあったり・・・。ヒロインのチンタラー・スカパットさんは、私が好きなロビン・ウィリアムズさんの『グッドモーニング・ベトナム』でロビンの相手役を勤めてから国際女優と言われています。私は歌手のバードさんが主人公の日本人を演じた新しい「メナムの残照」が見たいです。

said...

こんにちわ。司会をした者です。お越しいただきありがとうございました。
「メナムの残照」衝撃でしたね。。。日本語のヘタなコボリと、結婚式の「カンパイカンパイ」という不自然なシーンに笑えました。まさに日タイ修好にふさわしい一本?
あれを選んだのはタイ側スタッフで、タイトルを知らされたのが4日前。ほんとに至らないところが多く、つっこみどころが多い展覧会で申し訳ありません!
いまウィットのペーパークラフトコーナーには、よりどりみどりさまざまな糊を用意しました。いろいろ試しましたが、即乾ボンドがやはりよく効きますね!
あと、この展覧会とは別ですが、アピチャッポン映画上映が5月21日22日にアップリンクであります。また詳細告知させていただきますね。ジョーも来日しますよ。(ち)

MAKO said...

> チョムプーさん
そうえいば、アジア文庫にビデオもあったような気がします。
結婚式の白無垢と高島田もなんだか変でしたね。それに「ヒデコ、ヨウコ…」も笑えました。
バード編もあるんですか。結局主役はタイ人なんですね。

> ちさん
こんにちは。帰ってから、コジットさんのパーティの写真を見返してました。写ってましたよ。そうえいば、あの時のナティニーさん、レセプションの料理のヘルプにいらしてましたね。
映画もタイ側が選んだんですか。内容に関することは、何か何までタイスタッフなんですね。会場構成も、Mot学芸員じゃなくてWitさんが担当したというのには驚きました。
ペーパークラフト、家でも作ってみます。今度こそ、パーフェクト・ガールに仕上げます!