2009-03-13

花嫁修業~タイへお嫁入りの巻~

このたび、タイにお嫁入りすることになりました。





…。
いいえ。私じゃありません。

横浜美術館
2009年3月1日(日) 
相田ちひろワークショップ「pong pong chung party!」
AIMY+NAPブログ:
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/artgallery/01_AIM/blog/archives/off_site_2008_/index.html
相田ちひろブログ:
http://aimy08-chihiro.blogspot.com/


「タイ嫁入り前の横浜花嫁修業プロジェクト」の展覧会の最後を締めくくるワークショップ。参加者がタイの花嫁修業をし、展覧会会場を結婚パーティー会場へ変えよう!というものです。
chamaは病に臥せっていたはずなのに、遠路はるばるやって来ました。よほど、切羽詰まっているみたいです。立候補したい独身男性はおらぬか?

私たちが作ったのは、タイの幸福のお菓子と呼ばれるカノンモンコンขนมมงคลのひとつトンヨー(金のしずく)です。
【作り方】
卵の黄身を泡立てる。
秘伝「トンヨーの元」を入れて混ぜる。
沸騰したジャスミンシロップにしずく形に入れて茹でる。
完成!

いたってシンプルです。

私たちのグループは、金のしずくじゃなくて、失敗した黄色いハンペンみたいになってました。トホホ。
これでは、花嫁失格?

会場では、花嫁修業済みの相田ちひろさんが、タイのデザートを用意してくれていました。日本にはないようなカラフルな色使いや、食欲をそそらない青いゼリーが、不思議な感じです。
タイ人の食べ物に対する色感覚ってどうなっているんでしょ。


最後は、相田さんから結婚式の引き出物コーンチャムルーエイของชำร่วยをいただいて、パーティはお開きとなりました。
私とchamaがいただいたのは、対になった鼻の形の石鹸に花を飾ったものです。トンヨーを盛り付けた器も戴きました。


ちひろさんの展示とワークショップで感じたこと。

人生って面白いってこと。そして、人々と交流し、コミュニケーションの場を作っていけば、ますます楽しく豊かなものになっていくんだということ。
それから、習慣や生活環境の違う国の人々も、人を思う気持ちは共通しているんだということ。

日常の中に潜んでいる面白さを、アートという手法で私たちに見せてくれるちひろさん。
彼女の行き方そのものが、とても魅力的。
花嫁修業を終え、タイへお嫁入りしてしまうのでしょうか。

心がとても幸せな気持ちになれる展覧会でした。
ありがとう。


3 Comments:

Anonymous said...

参加くださりありがとうございました。
また、いつもご紹介いただいてありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね。

MAKO said...

>ちひろさん

こちらこそ、ありがとうございました。
バグバグ食ってばかりで、花嫁修業は半人前です。

MAKO said...
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