2009-05-15

「昭和のくらし博物館」見学会 ~青梅宿編~2

さて、昭和のくらし博物館友の会見学会「昭和レトロタウン・青梅宿&青梅鉄道公園」の続きです。
写真アルバムは引き続きこちら。
2009年5月10日 見学会
2009年3月12日 見学会下見
2006年11月18日 青梅アートフェスティバル2006「黄金仮面の青梅宿」
2005年4月17日 青梅散策

さて、秋川街道から東側は、西分町・勝沼町商店街の<匠まるごと博物館>エリアです。
この辺は、私が住んでいた頃の面影がそのまま残ってます。
こちらは、いまも現役の籠屋さん。


見どころの一つとしていた、山崎鍛冶屋さんはお休みでした。残念。
下見の時の写真です。


青梅せんべいの形の看板が時代を感じさせる、江戸末期創業のお菓子屋「道味」と、明治20年創業の「中枡屋」。ちなみに、青梅せんべいは江戸時代から作られているそうです。


明治3年創業・建築の橋本屋旅館。街道沿いに多くあった旅館も、現在はこの一軒のみだとか。
旅館「萬徳」は、江戸東京たてもの園に移築復元されることが決まっていますが、復元の予算がないため、資材はそのまま園内に保存されているそうです。


その他の見どころ。


Uターンして、青梅キネマ跡地へと続くキネマ通りへ。


密かに人気の地域の手作り公園「猫かいぐり公園」。


診療所を改装したカフェ「夏への扉」。住んでいた頃、よく通いました。
夏に行くと、クーラーがないからと団扇を渡された記憶があります。
裏に回ってみると、通り側が洋風建築の診療所で、裏が木造の和風建築になっていました。


途中で予定外の寄り道。ずっと気になっていた記念館風の建物に、人の気配がするので立ち寄ってみました。
とっても感じのいいおばあちゃんが、昭和初めの建物で、涼しいから今でもクーラーないのよと語ってくれました。「古いばっかりで」と謙遜されていましたが、洋風建築との庭木のすばらしいお宅です。
皆も、「鎌倉の風景みたい…」とうっとり雰囲気でした。



その先は、ハイキングコースへと続く上り坂。真夏のような日差しが照りつけて、一行ややバテ気味です。
先頭を行くのは、鉄道ファンの中学生くん。さすが!情熱も体力も違います。
登りきったところが「青梅鉄道公園」です。
昭和37年にオープンした、こちらも昭和レトロな鉄道博物館です。園内には、子供たちの声が響き渡っています。男の子って、どうしてみんな鉄道が好きなんでしょうね。
鉄道公園ではアイスに群がる参加者ご一行でした。


山を降りてから、見学会は更に続く…。