2007-05-26

タム君パフォーマンスと展覧会の閉幕


そして、タム君こと、ウィスット・ポンニミット君(Wisut Ponnimit)のパフォーマンス。ライブを見るのは初めてです。

入場は1時だというので他のイベントみたいにのんびりしていたら、タム君フアンはすごかった!券は事前予約ですが、時間前に随分並んでます。
20代の女性フアンが多くて、物見遊山的な私は肩身が狭かったです。
その割に、ちゃっから砂被り席に座りましたけどね。200席は完売、私たちは座布団席に座りました。

そして、タム君登場。
ツッコミの木村さん、ボケのタム君のゆる~い漫才風のトーク。パフォーマンスって、これか~?
キムタム夫婦漫才って呼ばれてるらしい(!)です。
「新作じゃないけどね~。新作は時間かかるよ」
「いつできるの」
「2年くらいかな」(爆)
でも、描いてない訳じゃないです。前日は、レストランMUSMUSでライブペインティング、YAMAHAのCMもやりました。そういえば、L25にも載ってましたね

暗転と共にDVDのアニメーションが映し出され、タム君のピアノの音でスタートしました。アニメーションに合わせて奏でられるジャズのような音楽は、あっという間に私たちをタム君・ワールドに連れていきました。
アーティストってこういうものなんだ。他人を引きつける強さ。
そんなことを改めて感じさせてくれた、ひとときでした。

心地よい気分に浸っている私たちを優しく裏切るように、タム君は突然マイクを握ると立上がり、弁士に早変わり。
作品名は「う○こ」
「う○こ、したいなあ。でも、公衆便所は汚いし、デパートに来たらオカマがいていやだし、ここは、テイッシュがない!モレチャウ!カメハメハッ!!」
う○こ、我慢のための呪文!笑いすぎて苦しいよ、タム君!
何度目かの危機を乗り越えた主人公はついに、安住の地を見つけ、そして…。ここれから先は、内緒です。フフフ。
最後まで笑いの渦でいっぱいでした。

パフォーマンスの後は、サイン会もありました。本当のフアンたちに申し訳ない気がして、サインは遠慮して柱の影からこっそり写真だけ撮ってきました。
トリがタム君でよかった。タイの現代美術展は、私達に幸せな気分をお土産に残し、幕を閉じました。

タイ人の実行委員会スタッフの皆様、日本で受け入れをしていた事務局の皆様、そしてアーティストの皆様、本当にお疲れ様でした。