2009-10-24

きむらとしろうじんじん野点in三茶~韓国会館前編~



10月18日、秋晴れ。

きむらとしろうじんじんさんの野点in三茶に参加してきました。

会場は、世田谷韓国会館の前。韓国の国旗が秋晴れの空に爽やかになびいています。

個性的な建物だと思ったら、旧日本軍兵舎跡だそうです。微妙な組み合わせ…。


前から、じんじんさんの焼物やってみたーい、と思っていたら、Yさんがボランティアするという情報を教えてもらいました。







こちらが、きむらとしろうじんじんさん。実物は、背がでかーい。京都弁のノリのいい兄ちゃんって感じでした。
このお化粧は、3時間かかるそうです。
どうやって茶せんを固定しているのか気になりました。






11:30ころ着いたら、締切間際!!Yさんはもう来ていて、「おせーよ!!」
なんとかギリ間に合いました。





お茶碗は、じんじんさんが京都で作ってきたものです。

焼き具合の色見本を見ながら、釉薬を塗っていきました。釉薬はやたらと濃いので厚塗りになってしまい、うまく模様が描けません。




韓国会館の前には、釉薬を塗るテント、移動式の窯、野点セット。ひときわ目立つのがじんじんさん。参加者たちと大勢のボランティアさんと、その他なんかいろんな人たち。
ちぢみを焼く韓国会館のオバちゃんたち。なぜか、器のフリマもやってる。逞しい。

すごく気持ちのいい日曜日。なんか、こういうのいいね。




この釉薬は、普通よりガラス成分が多く含まれているそうです。
じんじんさんの移動式窯で、焼くこと40分。
ふうふうするじんじんさん、ちょっとお茶目です。


これを新聞紙を入れた缶に入れて蓋をして、酸化還元反応させ、冷めたころに冷水に入れて冷まします。
煤だらけの茶碗をガシガシ洗うところで、ボランティアの出番。


磨くと、こんなに美しい器の出来上がり!
ちなみに、これはほかの人が作った作品。この方は、かなり上出来でほめられまくってました。



私の器を焼く順番はまだ先なので、その間に三茶散歩。
戻ってきたら、焼いた器で野点が始まっていました。



私の作品も焼けている~♪と覗き込んでいると、スタッフ側から「例の問題作の持ち主が返ってきたわよ!!」みたいなザワメキが…。
Yさんも「げーっ!アレ、お前のかよ~!!」
窯入れのミスで釉薬に傷がついたとのこと。
しかも、やっぱり釉薬が厚すぎて、釉薬が高台の下に塊になっていたり、器の中にも変な塊がくっついていたり。とにかく謎と問題の多い作品になっちゃったみたいです。
スタッフさんが、やすりで散々磨いてました。お手数掛けました~。

ちぢみをかじったり、他の人の作品を覗きこんだり、じんじんさんと記念写真を撮ったり、なんだか時計のない一日のような、のんびりした時間でした。
夕方には、近所の自転車部隊の人が集まってきて、一日中人が絶えることのない空間。
焼き物は思い通りに焼けなかったので、また、一日掛かりで焼き物&野点を楽しみたいな。
次回は、ぜひchamaもリベンジしてね。


2 Comments:

chama said...

まぁ、楽しそう!
次回はぜひ参加したいわ。
焼き具合の色見本が可愛い☆
焼き上がった作品も色鮮やかで素敵な様子。
中には迷惑な問題作を作った問題児もいたようだけど…。

MAKO said...

> chamaどの

出来の悪い子ほどカワイイって言うのよ。

全員優等生ばっかりじゃあ、つまんないでしょ。

問題作があるから、ドラマが生まれるわけよ。