【旅日記】振り返り編
随分間が明いてしまいましたが、予定通り、無事に奄美より戻りました。
無事じゃなかったのは、ケイタイとデジカメ。
ケイタイはメモリーが飛んでしまいました。修理から戻ってきたら、皆様、ご連絡先をお尋ねいたしますので、お手数ですがよろしくお願いします。
さて、最大の目的の日食。
見れましたよ。奄美大島は薄日が差し、太陽が欠けていく様子が観察できました。
三日月形になったころには、日食グラスの必要はなく、直接見ていました。
コンパクトカメラも壊れてしまったので、地元民ばかりの白砂のビーチに寝転んで、半分うたたね状態でまったりと太陽を見上げていました。
地元の若者たちは、海で泳ぎながら日食グラスを覗き合っています。
「海が暗くなって怖くなってきたから、海から戻って来た」というビキニの女の子の声に、あたりを見回すと夕暮れの暗さ。それまでとは違って急速に暗くなっていきました。
そして、太陽が爪ほどの細さになったかと思うと、太陽が消え、皆既日食が始まりました。
あたりは日が暮れたかのような暗さ。でも、ちょっと違う。
次々と街灯がつき始めました。
そして、2分が過ぎたころ、後ろの空がにわかに明るくなり始めました。
起き上がって見上げていると、太陽がまた姿を現しました。
太陽の光が空に映っていたのでした。
ビーチ全体から一斉に歓声。
その後は、日食の終わりを告げるように雲が立ち込め、太陽の光は完全に姿を消しました。
天候に恵まれない場所が多かった中、これだけの観察ができたのは幸運でした。
次回の日食は、まだ、平均寿命前だから、もう一度皆既日食を見ることができるかな。
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