2009-08-09

【旅日記】振り返り編

随分間が明いてしまいましたが、予定通り、無事に奄美より戻りました。

無事じゃなかったのは、ケイタイとデジカメ。
ケイタイはメモリーが飛んでしまいました。修理から戻ってきたら、皆様、ご連絡先をお尋ねいたしますので、お手数ですがよろしくお願いします。

さて、最大の目的の日食。

見れましたよ。奄美大島は薄日が差し、太陽が欠けていく様子が観察できました。
三日月形になったころには、日食グラスの必要はなく、直接見ていました。

コンパクトカメラも壊れてしまったので、地元民ばかりの白砂のビーチに寝転んで、半分うたたね状態でまったりと太陽を見上げていました。
地元の若者たちは、海で泳ぎながら日食グラスを覗き合っています。

「海が暗くなって怖くなってきたから、海から戻って来た」というビキニの女の子の声に、あたりを見回すと夕暮れの暗さ。それまでとは違って急速に暗くなっていきました。
そして、太陽が爪ほどの細さになったかと思うと、太陽が消え、皆既日食が始まりました。

あたりは日が暮れたかのような暗さ。でも、ちょっと違う。
次々と街灯がつき始めました。

そして、2分が過ぎたころ、後ろの空がにわかに明るくなり始めました。
起き上がって見上げていると、太陽がまた姿を現しました。
太陽の光が空に映っていたのでした。

ビーチ全体から一斉に歓声。

その後は、日食の終わりを告げるように雲が立ち込め、太陽の光は完全に姿を消しました。

天候に恵まれない場所が多かった中、これだけの観察ができたのは幸運でした。

次回の日食は、まだ、平均寿命前だから、もう一度皆既日食を見ることができるかな。