アピチャッポン・ウィーラセタクン「Replicas」展
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Apichatpong Weerasethakul Replicas
アピチャッポン・ウィーラセタクン「Replicas」展
2008年1月9日(水)-1月26日(土)
SCAI THE BATHHOUSE
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9日、アピチャッポン・ウィーラーセタクンさんの個展オープニングに行ってきました。
メインの作品は、4枚の映像から構成されていました。ピックアップトラックで何かを語る労働者たちと踊り続ける少年。ヘッドフォンから流れるのは、期待を裏切る軽快な音楽。彼らの言葉は社会には伝わっていないということでしょうか。
彼の作品は、祖国タイの複雑な社会構造を冷静な視点で切り取って見せ、見る側に判断を委ねるので、余韻が残ります。
作家さんとはお話しできませんでした。なぜなら、これまでのことに対する後ろめたさが…。
ここで懺悔しておきます。
映画「トロピカル・マラディ」
2004年東京フィルメックスに行きました。が、寝ました。夜遅い上映だったし、後半は画面が真っ暗なんです。ちなみに、周りは外国人の男性二人連れ率多かったです。
第5回東京フィルメックス最優秀作品賞受賞作品。
映画「世紀の光」
2006年東京フィルメックスで上映。すみません。また、寝ました。映画は興味深かったのですが、娯楽映画じゃないので、盛り上がるシーンなどがなく気付いたら…Zzz。
映画「ブリスフリー・ユアーズ」
タイでVCDを19B(約60円)で購入。タイ映画のライターさんのブログで、海賊版疑惑のお騒がせ騒動を起こす。すみません。海賊版ではなかったのですが、検閲でカットされたタイ国内版だということでした。
「カンヌ映画祭」ある視点部門グランプリ。「第3回東京フィルメックス」最優秀作品賞。
「トロピカル・マラディ」では寝てしまいましたが、今までのタイの映画とは全く違う感性を感じていました。「ブリスフリー・ユアーズ」カット版は、作家さんの意図とは違うのかもしれませんが、とても良くて、初めて彼の作品を評価するきっかけとなりました。海外のノーカット版も出版されているそうです。
「世紀の光」は、その後、日仏学院で見る機会がありました。
ここでまとめて謝っておきます。すみませんでした!
東京都現代美術館の「SPACE FOR YOUR FUTURE-アートとデザインの遺伝子を組み替える」(~1月20日)にも、映像作品を出品中です。企画展を担当した長谷川裕子さんも、オープニングに駆けつけていました。
2 Comments:
なんだか寝てばっかりだなぁ(笑)
> chamaマン
他のブログでも、見るたびに寝てしまうって記事がありました。
でも、彼の映画は評価高いよ。
映画好きのchamaにも一度見て欲しいね。
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