2007-10-13

ナマステ・インディア2007


9月29、30日は、代々木公園でナマステ・インディア2007が開催され、今年もボランティアとして参加してきました。

代々木に場所を移して3回目。
代々木公園開催をお勧めした一人として、タイ・フェスティバル規模に成長するまでは、お手伝いするつもりです。せめて、赤字解消まではお付き合いしますよ。

タイ・フェスはタイ大使館主催で人も予算も広報も充実し、数年で大イベントに成長しましたが、ナマステの方は以前からNPO主催で総ボランティア体制です。ですから、スポンサーやボランティアの確保など切実です。NPOメンバーのインド関係ネットワークで成り立っていると言っても過言ではありません。


1日目は、冷たい雨の朝でスタート。
私は今年も舞台裏係でした。
舞台スケジュールは、早速修正。インド・マジックは来日せず。
急遽出演したグループがあり、スケジュール変更、控え室の割り振りの修正と、午前中はバタバタで過ぎていきました。
午後からは雨が上がり、舞台を見ている人たちも随分増えて来ました。

二日目は、一日中雨が降る寒い寒い一日でした。
それでもたくさんのお客さんが来てくださいました。晴れていたら、どんなに大勢の人たちが来ていたことか!タイ・フェスティバルを越える日も遠くない予感がしました。

インド舞踊は、準備に時間がかかるので、殆どが2時間ぐらい前に来て準備しています。
テントの中は水浸し、舞台にも雨が吹き込んできて滑る悪条件で、晴れの舞台の踊り子たちは本当に気の毒でした。
着替えと化粧の踊り子達、直前の舞台合わせの踊り子、スタンバイのグループ、右袖から左袖と走って移動する演技中の踊り子たちと、狭い舞台裏は何がなんだか分からないくらい混雑し、舞台との連絡係の私達が更にその間を走るというすごい状態でした。


ボリウッドダンサーズは、去年はあまりの美しさに圧倒されて物陰から見つめているだけでしたが、今年はお喋りしたり、写真を取り合ったり、一緒に舞台袖から他の演技を眺めたり、楽しい時間を過ごしました。


特に二日目のラストは、ボリウッドダンス、「UP・ハルヤナ・ラジャスターン民俗舞踊団」、「バングラ舞踊団」と、インドグループがさん連続で続いたので、舞台裏はインド人グループの交流会&撮影会と化していました。
ラジャスターンの孔雀の衣装も間近で眺められたし、きらびやかなお化粧を施した青年の素顔も見ましたよ。素顔も凛々しくてかっこよかったです。


バングラ舞踊団のメンバーは、普段はターバン姿。全員、シーク教徒なんでしょうか。ターバンは布ではなく、帽子のような簡易的な作りでした。
ターバンの下の髪型は、一体どうなっているのか?
私が珍しそうに着替えを凝視していたら、長髪をおでこの上でぎゅっと縛って、器用にクルクルと丸めてお団子にして毛先を押し込んで、はい出来上がり。
得意気にニコニコとこちらを眺めていました。
実は彼らが踊っている間、ラジャスターンのリーダーがこっそりターバンを被ってました!
それを見て、私もこっそり被ってしまいましたよ。

来年こそ、いい天気になりますように。インドの神様よろしくね!